記 録 編
 今回のこのマイタケですが、一番大きい株で 13Kg ありました。 そして全てのめかたは 30Kg
今までネットで探してみても、師匠に聞いてみてもこれくらいの大物はないと思います。

・・・・これで終わればめでたしめでたしなのですが・・・

 さてどうやって持ち帰ろうか!?

今までの経験からノコギリと大きいビニール袋、そして縄はリュックの中に常備されているので安心していたとはいえ、これくらいの量になるとかなり不安!
特大のリュックには記録賞の一株でいっぱいなので、その他のキノコは大きいビニール袋(薄くて直ぐに破けそう)に詰め込み、横にしたリュックの上に積み重ね100円ショップの縄で背負いました。(こんな感じで
収穫したキノコ全てを背負われる事ができ、ちゃんとした縄があれば30kgの荷物などはどうってことはないのですが、やはり今回も両手にはビニールの買物袋を持ち、小枝にひっかかれば簡単に破れてしまうビニール袋を重ねて背負っているので、ほんとにやっと車まで帰って来ました。100円ショップの縄では細すぎて肩が真っ赤になってしまうし・・・
普通は休憩もしないで来る距離ですが、今回10回は休んできました。(肩は痛いしバランスは悪いし、息がハヒィ〜ン ハヒィ〜ン 状態)

こんな感じでやっと車にたどり着きましたが上機嫌なこの日の私、荷物を車に詰め込みすぐまた違うポイントへ。(午後から出勤だ〜!)
今度は空のリュックなので軽い軽い! 走っても行けるくらい。 イエー!!

 で、2ランドの収穫・・・ぼうず。  
                                そんなにうまい話はつづかないわね〜!
一本の大木に発生していた全てのマイタケです。
 5年前はフィルムの一眼カメラで撮りましたが、今回はデジカメなので好きなだけカシャカシャしました。三脚も持参しているのでかなりGood!!
何度もお話したと思いますが、マイタケはミヅナラの老木の根元に発生するのがほとんどです。 ところがこのミヅナラの老木自体があまりないのが実情です。(全ての老木に発生するわけではないし・・・) そしてマイタケ採りは皆がそういう木を見て周るので、見つけたときに舞い踊る気持ちはよくわかります。

写真撮影が終わるまで気がハイテンションになっていて、雨が降っていたことも 蚊が沢山いてさされていたことも記憶にありませんでした。
これが記録賞の株です。 この写真ではあまり大きさはわかりませんが・・・
2番目に大きい株です。ペットボトルで比べてみると・・・
2000年に大発生してから4年目の昨年、握りこぶしほどのマイタケを一株だけ採ったので、この大木にはまだ発生するだろうとは思っていたし、期待もしていました。
 が、実際この目で見たときは ”ぶっためげ おっためげ” で、 ”驚いて腰をぬかす” と言う言葉の意味が身をもってわかりました。 これくらいのクラスだとあまりの驚きで舞い踊ることも忘れてしまいましたから・・・
山の側面から見たところ。 手前の株が一番大きい株です。
ミズナラの大木の下側にも一株ありました。 これでも充分大きいですよ。
山側から写したものです。
 この場所は2000年の10月にM,O君といっしょに行った所です。
その年は7Kgの株と25,5Kgの収穫がありとても驚きました。

これくらいの発生になると毎年出ることは無く、5〜6年はインターバルをとるだろうと(いやもう出ないかもしれない)と思っていまいた。
でもひょっとして・・・と思い毎年様子は見ていますが・・・
こんな具合に発生していました。 撮影の為周りの木々は切りました。
 2005年10月8日 この頃は舞茸(くろふ)が盛りの時。 もちろん目当てはマイタケのみ。

師匠の今までの収穫や周りの情報では、今年の発生はいまいちな感じでした。 道の駅の きのこコーナーでも天然マイタケは質があまり良くなく、小さいものばかりでした。
 
 それでも夢を追い求めるのがキノコ採り人。 わたしもいつの間にかスパイク付地下タビをはき山を登っていました。
おっと、帽子を忘れた・・・ もっと近くから見てみて・・・
まずは見てください!!